Amazonで買い物をするとき、「配送指示(置き配含む)」を設定していますか?
ここをうまく使うと、配達員に「どこへ届けてほしいのか」を伝えやすくなり、荷物をスムーズに受け取れる可能性が高くなります。
でも、いざ設定しようとすると、
- 何を書けばいいの?
- 「宅配ボックスに入れて」だけでいい?
- 宅配ボックスに入らなかったらどうする?
- ガスメーターボックスや自転車のカゴでもいい?
- どこまで詳しく書けばいい?
など、疑問も出てくると思います。
私は現役の配達員ですが、配達する側からすると、短くて具体的な配送指示はかなり助かります。
そして私自身もAmazonを利用する側では、荷物を一度で受け取りやすくするために配送指示を活用しています。
この記事では、配達員目線で「どんな配送指示なら分かりやすいのか」を、実際に使える例文と一緒に紹介します。
結論|「場所+目印+ダメだった場合」を短く書く
先に結論です。
Amazonの配送指示を書くなら、私は次の3つを意識するのがおすすめです。
配達員に伝えたい3つの情報
- どこに置いてほしいのか
- その場所を見つけるための目印
- そこが使えなかった場合はどうするのか
たとえば、
玄関右側の黒い宅配ボックスへ。入らない場合は玄関前へお願いします。
こんな感じです。
「宅配ボックスへ」とだけ書くより、玄関右側・黒いという情報があったほうが見つけやすくなります。
さらに、宅配ボックスが満杯だったり荷物が大きすぎたりした場合の次の候補まで分かれば、状況によっては持ち戻りを避けられる可能性があります。
Amazonの配送指示は「希望を書く場所」と考えよう
Amazonでは、対象となる配送について置き配や配送に関する指示を設定できます。
ここで大事なのは、配送指示に書いたことが、どんな注文でも必ず実行されるわけではないということです。
Amazonの案内でも、配送指示が適用される配送には条件があり、注文内容や配送時の状況などによって希望に沿えない場合があるとされています。
配送指示=必ずその場所へ置いてもらえる命令ではありません。
実際に対応できるかは、注文・配送業者・荷物・建物・配送時の状況などによって変わります。
そのうえで、利用できる注文なら配達員が迷わないための情報を具体的に書くのがポイントです。
配達員が助かるAmazon配送指示の例文
ここからは、住宅環境や受け取り場所ごとに例文を紹介します。
そのまま使うのではなく、自宅の状況に合わせて色や位置などを変更してください。
① 宅配ボックスへ入れてほしい場合
まず一番シンプルな例です。
玄関ドア右側の黒い宅配ボックスへお願いします。
「宅配ボックスへ」だけでも意味は伝わりますが、位置や色まで書いてあると、初めて配達する家でも探しやすくなります。
さらにおすすめなのが、入らなかった場合まで書く方法です。
玄関右側の黒い宅配ボックスへ。入らない場合は玄関前へお願いします。
宅配ボックスがあっても、すべての荷物が入るとは限りません。
「宅配ボックスがあるのに入れてくれない」という場合はこちらの記事で原因を詳しく解説しています。
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宅配ボックスがあるのに入れてくれない!現役配達員が理由を解説
続きを見る
② 宅配ボックスが分かりにくい場所にある場合
宅配ボックスが玄関から少し離れていたり、収納ボックスと見分けにくかったりする場合は、もう少し具体的にします。
門を入って右側、玄関横の黒い箱が宅配ボックスです。
ポイントは、「初めてこの家に来た配達員でも分かるか?」です。
宅配ボックスをどこへ置くと分かりやすいかはこちらで詳しく解説しています。
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宅配ボックスはどこに置く?現役配達員が『ここに置いてほしい』と思う設置場所
続きを見る
③ ガスメーターボックスを指定したい場合
住宅環境や利用する配送方法によっては、ガスメーターボックスを受け取り場所として指定できる場合があります。
その場合は、たとえば、
玄関横のガスメーターボックスへお願いします。
といった書き方が分かりやすいです。
ただし、ガスメーターボックスなら何でも荷物を入れていいという意味ではありません。
十分なスペースがあり、設備や配管などの邪魔にならず、建物のルール上も問題がないことを確認してください。
特に集合住宅では共用部分に関するルールもあるため、建物ごとの管理規約などを確認しましょう。
④ 自転車のカゴを指定したい場合
自転車のカゴなどを受け取り場所として利用できる場合も、どの自転車なのかが分かるようにします。
たとえば、
玄関左側にある黒い自転車の前カゴへお願いします。
という具合です。
自転車が何台もある家で、
「自転車のカゴへ」
だけでは、どの自転車なのか判断できない場合があります。
また、自転車のカゴは宅配ボックスのように施錠された空間ではありません。
雨・風・盗難なども考え、自宅の環境や利用できる配送方法に合わせて判断してください。
自転車のカゴや物置などを受け取り場所として使う場合の注意点はこちらで詳しく紹介しています。
⑤ 物置・倉庫などを指定したい場合
自宅の敷地内に物置や倉庫があり、利用する配送方法などで対応可能な場合は、配送指示で場所を分かりやすく伝える方法もあります。
たとえば、
玄関左側の物置へ。場所が分からない場合は玄関前へお願いします。
などです。
ただし、配送指示に書けばどんな場所でも必ず置いてもらえるという意味ではありません。
荷物・配送方法・安全性・建物の状況などによって対応できない場合があります。
⑥ 置き配後にインターホンを鳴らしてほしい場合
「家にいるけれど、対面ではなく置き配で受け取りたい」という人もいると思います。
そんな場合は、利用する配送方法で対応可能なら、こんな書き方も分かりやすいです。
玄関前へ置き配後、インターホンを押してください。応答は不要です。
これなら「インターホンを押したら応答を待つべきなのか?」という迷いも減らせます。
外出中でも配達員と話せるスマホ連携インターホンについてはこちら。
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外出中でも配達員と話せる!スマホ連携インターホンは再配達対策になる?
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配送指示は「色・位置・目印」を入れると分かりやすい
配達員が受け取り場所を探すときに役立つのが、
- 色:黒い宅配ボックス
- 位置:玄関ドアの右側
- 目印:植木鉢の横
です。
全部書く必要はありません。
たとえば、
玄関右側、植木鉢の横にある黒い宅配ボックスへ。
これだけでもかなり具体的です。
逆に、長すぎる配送指示は読みにくい
詳しく書くことは大切ですが、長ければ長いほどいいわけではありません。
たとえば、
玄関まで来たら右を向いて、その先に植木鉢が3つ並んでいて、その奥に黒い箱があるので、その箱を開けて……
と長く説明するより、
玄関右側、植木鉢の奥にある黒い宅配ボックスへ。
のほうが理解しやすいです。
配達員が必要としているのは、家の詳しい説明ではなく、「荷物をどこへ届ければいいのか」です。
短く、具体的に。
これを意識してみてください。
おすすめは「第一・第二・第三希望」まで考えておくこと
ここから一歩進んだ使い方です。
私は、受け取り場所を一つだけに決めるのではなく、第一希望が使えなかったときの次の候補まで考えておくことをおすすめしています。
なぜなら宅配ボックスなら、
- すでに別の荷物が入っている
- 荷物が大きくて入らない
- 何らかの理由で使用できない
ということがあるからです。
たとえば、利用できる配送方法・住宅環境なら、
受け取り場所を複数考える例
第一希望:宅配ボックス
↓
第二希望:別の指定場所
↓
第三希望:玄関前
という考え方です。
ただし、この「第一・第二・第三希望」については、ここで詳しく説明すると別の記事と内容が重複します。
具体的な組み立て方はこちらの記事で詳しく解説しています。
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Amazonの配達指示は第一・第二・第三希望まで書こう!配達員が助かる書き方
続きを見る
私自身は「ガスメーター→OKIPPA→玄関前」で考えている
ここで、実際に私がどうしているか紹介します。
私はマンションに住んでいて、玄関前でOKIPPAも使っています。
荷物を一度で受け取れる可能性を高めるため、基本的には、
私自身の受け取り方
第一候補:ガスメーターボックス
↓ 入らなければ
第二候補:OKIPPA
↓ それでも無理なら
第三候補:玄関前
という考え方で受け取り場所を用意しています。
ガスメーターボックスに入る荷物なら、そこへ。
それより大きな荷物ならOKIPPA。
さらに入らない荷物なら、置き配が可能な場合は玄関前。
もちろんマンションやアパートでは、玄関前などが共用部分になっている場合があります。
管理規約や建物のルールを確認したうえで利用してください。
私が実際に使っているOKIPPAについてはこちらで詳しく紹介しています。
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革命的な簡易宅配ボックスOKIPPA(オキッパ)をお勧めする理由!
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宅配ボックスに入らない荷物も想定しておこう
配送指示をしっかり書いていても、宅配ボックスそのものに荷物が入らなければ使えません。
だから、
「宅配ボックスへお願いします」
だけで終わらせず、可能なら入らなかった場合も考えておくと安心です。
宅配ボックスより荷物が大きかった場合についてはこちら。
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宅配ボックスより荷物が大きい!入らない荷物はどうなる?
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宅配ボックスの大きさそのものを見直したい人はこちら。
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宅配ボックスの大きさは何L必要?現役配達員がサイズ選びを解説
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オートロックマンションでは配送指示だけで解決できないこともある
マンションで特に注意したいのがオートロックです。
玄関前への置き配を希望していても、配達員が正規の方法で建物内へ入れない状況なら、配送指示に「玄関前」と書くだけで必ず玄関前まで届けられるとは限りません。
また、共用宅配ボックスがあっても、すでに満杯ということもあります。
オートロックマンションで共用宅配ボックスが満杯だった場合についてはこちらで詳しく解説しています。
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オートロックマンションの宅配ボックスが満杯!そんなときどうする?現役配達員が解説
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配送指示を書けば必ずその通りになるわけではない
ここは重要なので、最後にもう一度書いておきます。
配送指示を書いたからといって、すべての荷物が必ずその指示通りに配達されるとは限りません。
Amazonの配送指示が適用される配送には条件があり、さらに注文内容や配送時の状況によって希望に沿えない場合があります。
また、荷物の大きさや種類、建物へのアクセス、安全性などによって指定場所へ置けないケースも考えられます。
そのため配送指示は、
「絶対にここへ置いてください」という命令ではなく、対応可能な場合に配達員が迷わないための情報
と考えると分かりやすいでしょう。
配送指示だけでなく「受け取り環境」も整えるとさらに強い
配送指示は便利ですが、指示だけですべてを解決することはできません。
たとえば、
- 十分な大きさの宅配ボックスを用意する
- 配達員から見つけやすい場所へ置く
- 入らなかった場合の第二候補を作る
- 必要ならスマートインターホンを活用する
など、受け取り環境そのものを整えておくとさらに使いやすくなります。
宅配ボックスとスマートインターホンを組み合わせた受け取り環境についてはこちら。
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宅配ボックス+スマートインターホンは便利?配達員目線で考える最強の受取環境
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まとめ|配達員が迷わない配送指示を書こう
Amazonの配送指示を書くときは、難しく考える必要はありません。
基本は、
「どこに置く」+「目印」+「ダメだった場合」
です。
たとえば、
玄関右側の黒い宅配ボックスへ。入らない場合は玄関前へお願いします。
これだけでもかなり分かりやすくなります。
そして、
- 短く書く
- 位置や色などの目印を入れる
- 初めて来る配達員の目線で考える
- 第一希望が使えない場合も考えておく
- 配送指示が必ず実行されるとは限らないことも理解しておく
このあたりを意識してみてください。
そして、宅配ボックス自体をまだ用意していない、または今の宅配ボックスを買い替えたい人は、現役配達員目線で比較したランキングも参考にしてください。