OKIPPA(オキッパ)は、工事不要で設置できる便利な置き配バッグです。
私自身もマンションの玄関前にOKIPPAを設置して、荷物の受け取りに使っています。
ただ、OKIPPAを使っていて気になるのが雨の日です。
結論から言うと、
OKIPPAは撥水加工されていますが、完全防水ではありません。
そのため、雨が直接当たる場所で使う場合には注意が必要です。
そして私はOKIPPAを使う側であると同時に、実際に荷物を届ける配達員でもあります。
配達員として雨の日にOKIPPAへ荷物を入れるとき、
「これを一緒に用意してくれたら助かるのにな」
と思うものがあります。
それが、
大きめのビニール袋です。
この記事では、OKIPPAを実際に使っている現役配達員の立場から、雨の日の注意点と、荷物を濡らしにくくするための対策を紹介します。
結論|OKIPPAは撥水加工されているが完全防水ではない
まず知っておきたいのが、
「撥水」と「防水」は同じではない
ということです。
OKIPPA公式によると、バッグには撥水加工された生地と止水ファスナーが使われています。
多少の雨から荷物を守ることは考えられていますが、完全防水ではありません。
直接雨が当たり続けると、水が浸透する可能性があります。
OKIPPAは「雨の日でも絶対に荷物が濡れない宅配ボックス」ではありません。公式でも完全防水ではないことが明記されています。
そのため、できるだけ屋根やひさしがある場所で使うのが基本です。
OKIPPAをこれから使うなら
OKIPPAの大きなメリットは、一般的な据え置き型宅配ボックスとは違い、工事をせずに導入しやすいことです。
使わないときはコンパクトに折りたためるため、玄関周辺のスペースが限られている家庭でも候補になります。
私自身もマンションで実際に使っています。
OKIPPA公式も「屋根のある場所」を推奨している
OKIPPAは完全防水ではないため、雨への対策は必要です。
特に意識したいのが、
- できるだけ屋根のある場所に設置する
- 長時間雨ざらしになる場所を避ける
- 台風や大雨では無理に屋外で使わない
という点です。
つまり、
「撥水加工されているから、雨ざらしでも大丈夫」
という使い方は避けた方がいいでしょう。
現役配達員として一番おすすめしたい雨対策
ここからはOKIPPAを実際に使っている人としてだけではなく、荷物を入れる配達員側からの話です。
雨の日にOKIPPAへ配達するとき、私がお客さんにぜひ用意してほしいと思うものがあります。
それが、
荷物が入る大きめのビニール袋。
です。
使い方はものすごく簡単です。
step
1OKIPPAと一緒に大きめのビニール袋を用意する
OKIPPAの中、または配達員から分かりやすい場所に、荷物が入るサイズのビニール袋を用意しておきます。
step
2配達員が荷物をビニール袋に入れる
雨が降っていたら、段ボールをそのままOKIPPAへ入れるのではなく、まずビニール袋へ入れます。
step
3袋に入れた荷物をOKIPPAへ収納する
その状態でOKIPPAへ入れれば、OKIPPA本体だけに雨対策を任せるより、段ボールが濡れるリスクを減らせます。
大きめのポリ袋を一緒に置いておく
小さなレジ袋では段ボールが入らないことがあるので、用意するなら余裕のある大きめサイズの方が使いやすいです。
OKIPPA専用品である必要はありません。
大切なのは、届いた荷物を包める大きさがあることです。
ビニール袋と一緒に「ひとことメモ」があるとさらに分かりやすい
ただし、ビニール袋を置いてあるだけだと、配達員からすると、
となる可能性があります。
そこでおすすめなのが短いメモです。
たとえば、
配達員さんへ
雨の日は荷物をこのビニール袋に入れてからOKIPPAへお願いします。
これだけで十分です。
玄関前にいろいろ置くより、
「何をどう使ってほしいのか」が一目で分かること
が重要です。
ビニール袋はOKIPPAの中に入れておいてもいい
雨が降るたびにビニール袋を玄関前へ出すのは面倒です。
そこで、OKIPPAを折りたたんで待機させている場合でも、使用方法や収納の邪魔にならない範囲で、配達時に分かるよう大きめのビニール袋を一緒に用意しておく方法も考えられます。
ただし、重要なのは配達員がその存在に気付くこと。
ビニール袋を見つけにくい場所へしまい込むのではなく、
「雨の日はこの袋を使ってください」
と分かるようにしておく方が親切です。
OKIPPAを置く場所そのものも重要
ビニール袋対策も有効ですが、そもそもOKIPPAへ雨が直接当たりにくければ、さらに安心です。
できれば、
- 玄関のひさしの下
- 屋根のある玄関ポーチ
- 雨が吹き込みにくい壁際
- 配達員から見つけやすく、なおかつ雨が直接当たりにくい場所
などを選びます。
ただし、
雨を避けるためにOKIPPAを分かりにくい場所へ隠しすぎるのも問題です。
配達員がOKIPPAの存在に気付かなければ使ってもらえません。
宅配ボックスをどこに置けば配達員が見つけやすいのかについては、こちらの記事でも詳しく解説しています。
-
-
宅配ボックスはどこに置く?現役配達員が『ここに置いてほしい』と思う設置場所
続きを見る
雨の日は配達員の判断でOKIPPAに入れない場合もある
ここも重要です。
OKIPPAを設置して、
「OKIPPAに入れてください」
と指定していたとしても、必ず入れてもらえるとは限りません。
OKIPPA公式でも、天候や購入した製品などによっては、配送員の判断でOKIPPAに荷物が入らず、再配達になる場合があると案内されています。
つまり、
「OKIPPAを置いている=雨の日でも必ず置き配してもらえる」ではありません。
配送指示にも雨の日のことを書いておく
Amazonなどで配送指示を利用できる場合には、OKIPPAの場所だけでなく、雨の日の対応について書いておく方法もあります。
たとえば、
玄関前にOKIPPAがあります。雨の日はOKIPPAと一緒に置いてあるビニール袋に荷物を入れてから収納してください。
という具合です。
もちろん配送サービスや荷物の種類などによって対応できる内容は異なり、配送指示どおりの対応が必ず保証されるわけではありません。
それでも、
配達員が現場で迷わないよう情報を伝えておく
ことには意味があります。
Amazonの配送指示についてはこちらの記事でも詳しく紹介しています。
-
-
Amazonの配達指示・備考欄には何を書く?現役配達員が例文を紹介
続きを見る
私自身もマンションでOKIPPAを使っている
私は配達員ですが、自分自身もネット通販を利用する側です。
自宅はマンションで、荷物の受け取りについては、
- 第一候補:ガスメーターボックス
- 入らなければ:玄関前のOKIPPA
- それも無理なら:玄関前
という複数の受取場所を用意しています。
OKIPPAだけですべてを解決しようとしているわけではありません。
私が実際にやっている荷物の受け取り方についてはこちらの記事で紹介しています。
-
-
マンション住まいの現役配達員が実際にやっている荷物の受け取り方
続きを見る
大雨・台風の日は無理にOKIPPAを使わない
ここまで雨対策を紹介しましたが、雨の強さには限度があります。
OKIPPA公式では、台風や大雨の日には取り外して室内へ保管するよう案内しています。
そのため、
大きなビニール袋を入れておけば、台風でもOK!
という意味ではありません。
大雨・台風・強風などでは、OKIPPAを無理に使用せず、対面受取や日時変更など別の方法を検討しましょう。
雨の日のOKIPPA対策まとめ
OKIPPAを雨の日にも使いやすくするなら、次のように準備しておくといいでしょう。
- できるだけ屋根のある場所に設置する
- 雨が直接当たりにくい位置を選ぶ
- 大きめのビニール袋を用意しておく
- 「雨の日はこの袋を使ってください」とメモする
- 必要なら配送指示にも書いておく
- 大雨・台風では無理に使わない
特に私が配達員としておすすめしたいのは、
「大きめのビニール袋+ひとことメモ」
です。
高価な設備を追加する必要もありません。
ほんの少し準備してもらうだけで、雨の日でも配達員が対応しやすくなります。
まとめ|OKIPPAは便利。でも雨対策はしておこう
OKIPPAは、工事不要で使えて、使わないときにはコンパクトにできる便利な置き配バッグです。
一方で、撥水加工はされていますが完全防水ではありません。
だからこそ、
「雨に濡れないだろう」ではなく、「濡れる可能性がある前提で準備する」
ことが大切です。
屋根のある場所へ設置する。
大きめのビニール袋を用意する。
配達員が分かるようにメモを書く。
このくらいなら、それほど手間もかかりません。
OKIPPA以外の宅配ボックスも比較したい人へ
OKIPPAは省スペースで導入しやすいのが魅力ですが、雨への強さや容量などを考えて、据え置き型の宅配ボックスを選びたい人もいるでしょう。
私は現役配達員の立場から、荷物の入れやすさ・容量・複数受取・操作性・設置のしやすさなどを考えて宅配ボックスを比較しています。
「OKIPPAにするか、本格的な宅配ボックスを置くか」で迷っている人はこちらも参考にしてください。