機種変更したあと、昔使っていたスマートフォンが家の引き出しに眠っていませんか?
そんな古いスマホを、宅配ボックスや置き配場所を見守る簡易的な防犯カメラとして活用する方法があります。
専用アプリを利用すれば、古いスマホをカメラ側にして、普段使っているスマホから映像を確認できる仕組みを作れます。
ただし、スマートフォンは本来「屋外用防犯カメラ」として作られた機械ではありません。
雨、真夏の高温、直射日光、電源、防犯など注意することもあります。
この記事では、使っていないスマホを宅配ボックス周辺の見守りに活用する基本的な方法と注意点を解説します。
古いスマホは簡易防犯カメラとして使える
仕組みはそれほど難しくありません。
基本的にはスマートフォンを2台使います。
古いスマホ → カメラとして設置
現在使っているスマホ → 映像を見る
という役割分担です。
古いスマホのカメラで宅配ボックス周辺を映し、その映像をネット経由で普段使っているスマホから確認します。
たとえば「AlfredCamera」というアプリがある
古いスマホを見守りカメラとして使えるアプリの一つに「AlfredCamera」があります。
AndroidとiPhoneの両方に対応していて、古い端末をカメラとして、普段使っている端末を映像確認用として利用できます。
2026年9月時点の公式情報では、カメラとして利用する端末の推奨OSは、
- Android 5.0以上
- iOS 12以上
となっています。
映像を見る側は、
- Android 7.0以上
- iOS 15以上
が推奨されています。
古い端末でも比較的利用しやすいのが特徴です。
無料でも使える機能がある
AlfredCameraには無料で利用できる機能もあります。
2026年9月時点では、公式サイトで、
- ライブ映像の確認
- 動体検知
- モーション通知
- イベント映像のダウンロード
などが無料機能として案内されています。
一方で、録画映像のアプリ内再生や高度な機能など、有料プランが必要になる機能もあります。
基本的な設置方法
大まかな流れは次のようになります。
- 使っていないスマホを用意する
- 見守りカメラ用アプリをインストールする
- 古いスマホをカメラ側として設定する
- 普段使っているスマホを確認側として設定する
- 宅配ボックスが映る位置に古いスマホを置く
- 映像と通知が正常に届くか確認する
AlfredCameraの場合も、基本的にはカメラ側と確認側の端末を用意して設定する仕組みです。
宅配ボックスがきちんと映る角度にする
設置するときは、ただ玄関を映せばいいわけではありません。
今回の目的は宅配ボックスや置き配場所を確認することです。
そのため、
- 宅配ボックス全体
- 荷物を置く場所
- 人が宅配ボックスへ近づく様子
などが確認できる角度を考えます。
最大の注意点|スマホを雨ざらしにしない
ここは非常に重要です。
古いスマートフォンを、そのまま屋外に置くのはおすすめしません。
専用の屋外防犯カメラとは違い、スマートフォンを長期間屋外へ固定して使うことを前提にしていない場合があります。
特に注意したいのが、
- 雨
- 湿気
- 直射日光
- 真夏の高温
- 冬の低温
です。
玄関の外で使いたい場合でも、できるだけ雨や直射日光が当たらない場所を検討してください。
特に怖いのが夏の高温
スマートフォンにはリチウムイオンバッテリーが搭載されています。
そのため、真夏の直射日光が当たる場所や非常に高温になる場所へ長時間置くのは避けるべきです。
異常な発熱やバッテリーの膨張などが見られる古い端末は使用せず、適切に処分しましょう。
できれば「室内から外を映す」方法も考える
住宅の構造によっては、古いスマホそのものを屋外へ出さず、室内から宅配ボックス周辺を映す方法もあります。
たとえば窓の近くから玄関周辺を確認できる住宅なら、端末を雨や盗難から守りやすくなります。
ただしガラス越しでは、
- 夜間に室内の光が反射する
- 赤外線機能などがガラスに反射する
- 撮影角度が限られる
などの問題もあります。
実際の映像を確認して使えるか判断しましょう。
電源をどうするかも考える
スマートフォンを長時間カメラとして動かすなら、バッテリーだけでは運用しにくくなります。
そのため、電源を確保できる場所に設置する方法が現実的です。
ただし、屋外で充電ケーブルや電源を利用する場合は、水濡れや電気設備の安全性について十分注意してください。
Wi-Fiが玄関まで届くか確認しよう
もう一つ見落としやすいのが通信環境です。
古いスマホをWi-Fiで利用するなら、設置予定の場所まで自宅のWi-Fiが安定して届く必要があります。
玄関の扉を閉めた状態で通信できるか確認しましょう。
家の中では問題なくても、玄関の外へ出した途端に電波が弱くなる場合があります。
スマホそのものを盗まれる可能性も考える
これはちょっと皮肉な話ですが、
荷物の盗難を防ぐために置いたスマホそのものを盗まれる
可能性も考えなければいけません。
そのため、道路から手を伸ばせば簡単に取れるような場所へスマホを置くのはおすすめしません。
目立たず、安全に設置できる場所がないなら、無理にスマホを屋外利用するより、屋外用として作られた防犯カメラを選ぶ方がいいでしょう。
近所の家を必要以上に撮影しない
スマホを防犯カメラとして利用する場合も、撮影範囲には注意が必要です。
自宅の宅配ボックスを撮影するためなのに、隣の家の玄関や窓が画面の中心に映り続けるような設置は避けましょう。
できるだけ自分の敷地や玄関、宅配ボックスを中心に撮影します。
マンションやアパートでは共用廊下などが映る可能性があるため、管理規約や管理会社への確認も必要になる場合があります。
古いスマホと専用防犯カメラ、どっちがいい?
個人的には、次のように考えると分かりやすいです。
まず試してみたい
→ 古いスマホ
長期間、本格的に屋外で使いたい
→ 屋外用防犯カメラ
古いスマホには、すでに持っていれば新しくカメラ本体を購入しなくても試せるという大きなメリットがあります。
一方、専用の屋外防犯カメラには、防水・設置・電源・夜間撮影など、屋外運用を考えて作られた製品があります。
こんな人には古いスマホ活用が向いている
- 家に使っていないスマホがある
- まずお金をかけずに試してみたい
- 宅配ボックス周辺だけ確認したい
- 雨や直射日光を避けられる設置場所がある
- 電源とWi-Fiを確保できる
逆に、
- 完全な屋外へ常設したい
- 雨が直接当たる
- 真夏にかなり高温になる
- 24時間安定して録画したい
- 夜間もしっかり撮影したい
という用途なら、専用の屋外防犯カメラを検討した方がいいでしょう。
まとめ|眠っているスマホをまず活用してみるのもアリ
使わなくなったスマートフォンは、対応するアプリを利用することで簡易的な見守りカメラとして活用できます。
宅配ボックスや置き配場所を確認する目的なら、まず試してみる価値はあります。
ただし、スマートフォンは屋外用防犯カメラではありません。
雨・高温・電源・Wi-Fi・盗難・撮影範囲
には十分注意してください。
宅配ボックスに防犯カメラが必要かどうか迷っている方は、こちらの記事も参考にしてください。
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使っていないスマホを宅配ボックス用防犯カメラにする方法
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