宅配ボックスが欲しい。
でも、
- 買うとお金がかかる
- 玄関前に置くスペースがない
- マンションやアパートなので大きな宅配ボックスを置きにくい
という人もいると思います。
そんな人に一度確認してほしい場所があります。
玄関の近くにある「ガスメーターボックス」です。
荷物が入り、安全に利用できる環境なら、ガスメーターボックスを受け取り場所の候補にできる場合があります。
この記事では現役配達員の目線から、ガスメーターボックスを荷物の受け取りに利用するときのメリットや注意点、配達員への伝え方について解説します。
ガスメーターボックスとは?
マンションやアパートの玄関付近を見ると、扉の付いたスペースが設けられていることがあります。
開けると中にガスメーターや配管などが入っている場所です。
住宅によって形状や大きさはかなり違いますが、比較的広いスペースが残っていることもあります。
その空きスペースに荷物が入る住宅なら、受け取り場所として活用できる場合があります。
ただし、本来は荷物を収納するために作られた場所ではありません。
ここは非常に重要なので、後ほど注意点も詳しく説明します。
ガスメーターボックスを使う最大のメリットは「すでに家にある」こと
ガスメーターボックスを利用するメリットは、何といってもこれです。
新しく宅配ボックスを買わなくてもいい。
宅配ボックスを購入すれば数千円から数万円かかることがあります。
さらに、大型のものなら設置スペースも必要です。
一方、玄関横のガスメーターボックスに荷物を安全に置けるスペースがあるなら、すでに住宅にある設備を活用できます。
特に、ネット通販では小さな荷物もたくさん届きます。
すべての荷物を入れられなくても、小型・中型の荷物だけ受け取れるようになるだけで再配達対策になります。
玄関前に荷物をそのまま置くより外から見えにくい
もう一つのメリットが、荷物が外から見えにくくなることです。
玄関前への置き配では、住宅によっては通路などから段ボールが見えることがあります。
一方、扉のあるガスメーターボックスなら、中に荷物を置いて扉を閉めることで外から荷物が見えにくくなります。
また、構造によっては雨や風の影響を受けにくい場合もあります。
ただし、ガスメーターボックスには宅配ボックスのような施錠機能があるとは限りません。
「見えにくい=盗難されない」ではないので、防犯面を過信しないようにしてください。
まず自宅のガスメーターボックスを確認しよう
利用を考えるなら、まず実物を確認してください。
チェックしたいのは次のような点です。
- 荷物を置ける空きスペースがあるか
- 荷物がガスメーターや配管に触れないか
- 扉を無理なく閉められるか
- 荷物を入れても設備の確認・操作を妨げないか
- 水が入りやすい構造ではないか
- 建物の管理規約などで問題がないか
特に重要なのが、ガスメーターや配管の邪魔をしないことです。
スペースがあるからといって、設備を押したり、配管に荷物を立てかけたりするような置き方は避けましょう。
ガスメーターボックスは「宅配ボックス」ではない
便利な方法ではありますが、ここは誤解してほしくありません。
ガスメーターボックスは、宅配物を保管するために作られた設備ではありません。
建物によって構造も違います。
十分なスペースがある住宅もあれば、ほとんど余裕がない住宅もあります。
また集合住宅の場合、設備や扉などが共用部分として扱われていることも考えられます。
利用する場合は、自宅の設備状況や管理規約を確認し、設備点検や安全を妨げないことを最優先にしてください。
配達員に「ガスメーターボックスへ」と分かるように伝える
受け取り場所として利用できる環境でも、配達員に希望が伝わらなければ使ってもらえるとは限りません。
利用する通販サイトや配送サービスに配送指示などを設定できる機能がある場合は、そこで受け取り場所を分かりやすく伝えておきましょう。
たとえば、
玄関横のガスメーターボックスへお願いします。
といった短い指示です。
似た扉が複数あるなど分かりにくい住宅なら、
玄関ドア右側の扉がガスメーターボックスです。中に入る荷物はこちらへお願いします。
など、位置を補足すると分かりやすくなります。
Amazonの配送指示の書き方については、こちらの記事で例文をたくさん紹介しています。
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Amazonの配達指示・備考欄には何を書く?現役配達員が例文を紹介
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大きな荷物はガスメーターボックスに入らない
当然ですが、ガスメーターボックスにはサイズの限界があります。
小さなAmazonの箱なら入っても、大きな段ボールは入らないことがあります。
これは宅配ボックスでも同じです。
そこでおすすめしたいのが、ガスメーターボックスだけに頼らないことです。
「入らなかった場合」の第二候補を作っておこう
私がこのブログで何度もおすすめしているのが、第一希望だけでなく第二、第三の受け取り方法まで考えておくことです。
たとえば、
- 第一希望:ガスメーターボックス
- 第二希望:宅配ボックスやOKIPPA
- 第三希望:玄関前
という考え方です。
もちろん、利用する配送サービスで指定可能な範囲、住宅のルール、安全面を確認したうえで利用します。
こうしておけば、ガスメーターボックスに入らない荷物でも別の方法で受け取れる可能性があります。
俺自身は「ガスメーター→OKIPPA→玄関前」
これは実際に私が自宅でやっている方法です。
これなら小さい荷物のために毎回大きな宅配ボックスを使う必要もありません。
そして少し大きな荷物ならOKIPPAがあります。
私が実際に使っているOKIPPAについてはこちらで詳しく紹介しています。
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革命的な簡易宅配ボックスOKIPPA(オキッパ)をお勧めする理由!
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ガスメーターボックスに入らないなら無理に入れない
これは配達する側にも受け取る側にも大切なことです。
あと少しで入りそうだからといって、荷物を無理やり押し込むのはよくありません。
商品が破損する可能性がありますし、設備に荷物を押し付けることにもなりかねません。
入らない荷物は入らない。
そのときのために第二候補を用意しておくわけです。
宅配ボックスの大きさについてはこちらの記事でも解説しています。
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宅配ボックスの大きさは何L必要?現役配達員がサイズ選びを解説
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宅配ボックスを買う前に一度確認する価値はある
これから宅配ボックスを購入しようとしている人には、ぜひ一度、自宅の玄関周辺を確認してほしいと思います。
ガスメーターボックス以外にも、住宅環境や配送サービスによっては荷物の受け取りに利用できる場所が見つかることがあります。
たとえば、
- 自転車かご
- 物置
- 倉庫
- 玄関前
などです。
必ずしも全員が高価な宅配ボックスを購入しなければ再配達を減らせないわけではありません。
そのうえで、荷物のサイズ、防犯性、複数荷物の受け取りなどを考えて宅配ボックスが必要だと思ったら、自分の環境に合ったものを選べばいいと思います。
自宅で受け取ること自体が難しい人には別の方法もある
仕事などで不在が多く、自宅での受け取りそのものが難しい人もいるでしょう。
そんな場合は、自宅の宅配ボックスや置き配だけにこだわる必要はありません。
注文や商品が対象であれば、Amazonロッカーなどの受取スポットを利用する方法もあります。
コンビニなど、自宅以外で荷物を受け取れるケースもあります。
ただし、大きさや重量などによって利用できない商品もあります。
また、重い荷物の場合は受取スポットまで配送してもらえても、そこから自宅まで自分で運ぶ必要があります。
Amazonロッカーやコンビニなどでの受け取りについては、別の記事で詳しく紹介します。
まとめ:ガスメーターボックスも受け取り場所の選択肢になる
宅配ボックスを置けない、あるいはまだ購入していない人は、自宅のガスメーターボックスを一度確認してみてください。
荷物を安全に置けるスペースがあり、住宅のルール上も問題がなければ、受け取り場所の選択肢として活用できる場合があります。
ただし、次の点は必ず意識してください。
- ガスメーターボックスは本来荷物を置くための設備ではない
- ガスメーターや配管の邪魔をしない
- 設備の確認や操作を妨げない
- 集合住宅では管理規約などを確認する
- 入らない荷物を無理に押し込まない
- 盗難や雨などのリスクも考える
- 第二、第三の受け取り方法も考えておく
大切なのは、宅配ボックスを買うことそのものではありません。
一度の配達で、安全に荷物を受け取れる環境を作ること。
ガスメーターボックス、宅配ボックス、OKIPPA、玄関前、そして自宅外の受取スポット。
自分の生活に合った方法を組み合わせて、できるだけ再配達にならない受け取り方を作ってみてください。