「置き配を使いたいけど、宅配ボックスを持っていない」
そんな人も多いのではないでしょうか。
実は、そんなことはありません。
住宅環境や利用する配送サービスによっては、宅配ボックスがなくても荷物を受け取れる方法があります。
たとえば、
- 玄関前
- ガスメーターボックス
- 自転車かご
- 物置
- 車庫
などです。
さらに、自宅で受け取ることにこだわらなければ、Amazonロッカーやコンビニなどを利用できる場合もあります。
そこでこの記事では、宅配ボックスをまだ持っていない人に向けて、0円から始められる受け取り方法を7つ紹介します。
ただし、配送会社や荷物によって利用できる置き配方法は異なります。
何でも好きな場所に置いてもらえるわけではないので、その点も含めて配達員目線で解説します。
宅配ボックスがなくても荷物を受け取る方法はある
まず知っておいてほしいのが、
「置き配=宅配ボックス」ではない
ということです。
現在は配送会社によって、宅配ボックス以外にもさまざまな受け取り場所が用意されています。
たとえばヤマト運輸では、置き配の受け取り場所として、玄関ドア前、宅配ボックス、ガスメーターボックス、物置、車庫、自転車かご、建物内受付・管理人預けなどが案内されています。
日本郵便でも、条件を満たせば玄関前、メーターボックス、物置・車庫などを指定場所として利用できます。
つまり、自宅の環境を見直してみると、すでに「荷物を受け取れる場所」があるかもしれません。
① 玄関前|もっともシンプルな置き配
最初はもっとも分かりやすい玄関前です。
対応している配送サービスで玄関前への置き配を指定できれば、宅配ボックスそのものは必要ありません。
そうなんです。
すでに置き配を利用できる住宅なら、費用0円で始められます。
ただし、玄関前にはデメリットもあります。
- 荷物が外から見える
- 盗難の心配がある
- 雨で濡れる可能性がある
- 風で荷物が動く可能性がある
- 集合住宅では置き場所に注意が必要
特に雨が当たる玄関では注意してください。
また、オートロックマンションでは配達員が建物内に入れず、玄関前まで届けられない場合もあります。
② ガスメーターボックス|マンション・アパートなら要チェック
次におすすめしたいのがガスメーターボックスです。
玄関横などにあるガスメーターボックスに十分な空きスペースがあり、安全上・建物のルール上問題がなければ、受け取り場所として利用できる場合があります。
メリットは、
- 新しく何かを買う必要がない
- 外から荷物が見えにくい
- 構造によっては雨風の影響を受けにくい
ことです。
ただし、ガスメーターボックスは本来荷物を入れるための設備ではありません。
ガスメーターや配管、点検などの邪魔にならないことを必ず確認してください。
ガスメーターボックスを利用するときの注意点はこちらの記事で詳しく解説しました。
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宅配ボックスがないならガスメーターボックス!置き配場所として活用する方法
続きを見る
③ 自転車かご|小さな荷物なら選択肢になる
意外に思うかもしれませんが、配送サービスによっては自転車かごも置き配場所として選択できます。
たとえばヤマト運輸では、置き配の指定場所の一つとして自転車かごを案内しています。
自転車を玄関近くの敷地内に置いている家庭なら、宅配ボックスを買わずに利用できる可能性があります。
ただし、
- 雨に濡れやすい
- 盗難対策が弱い
- 大きな荷物は入らない
- 自転車が複数あると配達員が迷う
という弱点があります。
利用するなら配送指示などで、
玄関左側にある黒い自転車の前かごへ
のように、配達員が迷わないよう具体的に伝えると分かりやすくなります。
④ 物置・倉庫|大きめの荷物にも対応しやすい
一戸建てなどで庭や玄関周辺に物置や倉庫がある家庭なら、これも受け取り場所の候補になります。
物置のメリットは、比較的大きな荷物でも置ける可能性があること。
さらに扉を閉められる構造なら、玄関前に段ボールをそのまま置くより外から見えにくく、雨も避けやすくなります。
ただし、配送サービスによって指定可能な場所や条件は違います。
また、配達員が勝手に敷地の奥深くまで入ることを前提にするのではなく、利用できるサービスの範囲で分かりやすく指定してください。
物置が複数ある場合などは、
玄関から見て左側の茶色い物置
など、場所が分かるようにしておくと親切です。
⑤ 車庫|雨を避けられる家なら便利
車庫も、対応する配送サービスでは置き配場所として利用できる場合があります。
屋根付きの車庫なら、玄関前より雨を避けやすい住宅もあるでしょう。
ただし、車庫といっても住宅によって形はさまざまです。
道路から誰でも荷物を持っていけるような場所なら盗難リスクも考える必要があります。
⑥ OKIPPAなどの置き配バッグ|本格的な宅配ボックスを置けない人に
ここからは0円ではありませんが、本格的な宅配ボックスより手軽な方法です。
代表的なのがOKIPPAのような置き配バッグです。
使わないときはコンパクトにできるため、
- 大きな宅配ボックスを置くスペースがない
- 賃貸住宅に住んでいる
- 必要なときだけ使いたい
という人には便利です。
実際、私も自宅でOKIPPAを使っています。
ただし、置き配バッグなら何でもすべての配送会社で宅配ボックスと同じ扱いになるわけではありません。
固定方法、施錠、防水性など、それぞれの配送サービスが求める条件を確認してください。
私が使っているOKIPPAについてはこちらの記事で詳しく紹介しています。
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革命的な簡易宅配ボックスOKIPPA(オキッパ)をお勧めする理由!
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⑦ Amazonロッカー・コンビニなど|そもそも自宅で受け取らない
最後は発想を変えます。
自宅で受け取らなくてもいい。
仕事などで家を空けることが多い人なら、注文や商品が対象の場合、Amazonロッカーなどの受取スポットを利用する方法があります。
コンビニなどで受け取れる場合もあります。
これなら、自宅に宅配ボックスを置けない人でも荷物を受け取れます。
駅、コンビニ、スーパー、ドラッグストアなど普段の生活動線上に受取スポットがあれば便利です。
ただし、すべての商品を受け取れるわけではありません。
サイズや重量などによって対象外になる場合があります。
そしてもう一つ忘れてはいけないのが、受取場所から自宅までは自分で運ぶということです。
Amazonロッカーやコンビニ受け取りの詳しい使い方や、近くの受取スポットの探し方については別の記事で詳しく解説します。
普通の収納ボックスを置けば宅配ボックス代わりになる?
ここで一つ注意したいことがあります。
確かに、荷物を入れる「箱」として考えれば使えそうに見えます。
しかし、単なる収納ボックスを置いただけで正式な宅配ボックスとして扱われるとは限りません。
配送会社によって宅配ボックスとして扱うための条件があるからです。
たとえばヤマト運輸では、施錠できず、雨風から安全に荷物を保管できないコンテナボックスなどは宅配ボックスとはみなさないと案内しています。
日本郵便も玄関前の鍵付き容器について、固定などの盗難防止対策、施錠できること、鍵の受け渡しが不要であることなどの条件を示しています。
自作や市販の収納ボックスを利用する場合は、利用する配送会社のルールを確認してください。
どの方法がいい?生活スタイル別に選んでみよう
ここまで7つ紹介しましたが、全員に同じ方法がおすすめなわけではありません。
できるだけお金をかけたくない人
→ 玄関前・ガスメーターボックスなど
マンションやアパートでスペースが少ない人
→ ガスメーターボックス・置き配バッグなど
一戸建てで物置がある人
→ 物置・車庫など
日中ほとんど家にいない人
→ Amazonロッカー・コンビニなどの自宅外受け取り
通販を頻繁に使う人
→ 本格的な宅配ボックス
というように考えると分かりやすいでしょう。
俺がおすすめするのは「1つに決めない」こと
そして現役配達員として、この記事で一番伝えたいのはここです。
実際に私自身も、
- ガスメーターボックス
- 入らなければOKIPPA
- それにも入らなければ玄関前
という複数の受け取り方法を用意しています。
宅配ボックスがある家庭でも同じです。
宅配ボックスが満杯だったり、荷物が大きすぎたりすれば入れられません。
だからこそ、第一候補がダメだったときの第二候補を考えておくと再配達を減らしやすくなります。
Amazonの配送指示を使って配達員に受け取り場所を伝える方法はこちらの記事で詳しく解説しています。
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Amazonの配達指示・備考欄には何を書く?現役配達員が例文を紹介
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それでも宅配ボックスには大きなメリットがある
ここまで宅配ボックスを使わない方法を紹介してきました。
では、宅配ボックスはいらないのかというと、そんなことはありません。
専用品には、
- 荷物を外から隠せる
- 施錠できる製品がある
- 雨対策がされている製品がある
- 配達員が用途を判断しやすい
- 大型・複数荷物に対応する製品もある
などのメリットがあります。
ネット通販を頻繁に利用する家庭なら、最終的には宅配ボックスを設置したほうが便利な場合も多いでしょう。
まとめ|宅配ボックスがなくても再配達は減らせる
宅配ボックスを持っていなくても、荷物を一度で受け取る方法はあります。
今回紹介したのは、
- 玄関前
- ガスメーターボックス
- 自転車かご
- 物置・倉庫
- 車庫
- OKIPPAなどの置き配バッグ
- Amazonロッカー・コンビニなどの自宅外受け取り
の7つです。
ただし、利用できる場所や条件は配送会社、配送サービス、荷物、住宅環境によって異なります。
盗難、雨、設備、集合住宅のルールなども確認してください。
そして、できれば受け取り場所を一つだけに頼らないこと。
第一候補が使えなかったときの第二候補まで用意する。
これだけでも再配達を減らせる可能性があります。