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再配達を減らす方法

宅配ボックス+スマートインターホンは便利?配達員目線で考える最強の受取環境

ネット通販をよく利用する家庭にとって、かなり便利なのが宅配ボックスです。

でも宅配ボックスにも弱点があります。

荷物が大きくて入らなかったらどうするの?

そうなんです。

宅配ボックスを設置しただけでは、すべての荷物を受け取れるわけではありません。

そこで現役配達員の私が「この組み合わせはかなり強い」と思うのが、

宅配ボックス+スマホ連携インターホン

です。

さらに配送指示まで組み合わせれば、留守中に想定外のことが起きても対応できる可能性が高くなります。

現役配達員たつみ
宅配ボックスだけに全部を任せるんじゃなくて、「入らなかったときの次の手」を用意しておく。配達員目線ではこれがすごく大事です。

この記事では、宅配ボックスとスマホ連携インターホンを組み合わせるメリットと、現役配達員の私が考える「一回で荷物を受け取りやすい環境」を紹介します。

まず結論|かなり相性のいい組み合わせ

宅配ボックスは「荷物を受け取る設備」、スマホ連携インターホンは「想定外のときに配達員と相談できる設備」。役割が違うので、お互いの弱点を補いやすい組み合わせです。

たとえば、普通の宅配ボックスだけなら、

  • 荷物が大きくて入らない
  • すでに別の荷物が入っている
  • 使い方が分からない
  • 指定された場所を確認したい

といったことが起きる可能性があります。

こんなとき住人が不在なら、配達員はその場で確認できません。

でも外出先からインターホンに応答できれば、状況によっては住人へ相談できます。

現役配達員たつみ
「入らないので持ち戻ります」になる前に、「じゃあどうしましょう?」と聞けるわけです。これが大きいんですよ。

宅配ボックスだけでは解決できないことがある

宅配ボックスは非常に便利です。

ただし万能ではありません。

大容量の宅配ボックスを設置していても、荷物の形状によっては入らないことがあります。

また、1個目の荷物が入ったあと施錠され、2個目の配達員が使えないタイプもあります。

つまり、

「宅配ボックスがある=必ず再配達にならない」

ではありません。

だからこそ、最初から「宅配ボックスが使えなかったらどうするか」まで考えておくことが大切です。

宅配ボックスの大きさについてはこちらの記事で詳しく解説しています。

宅配ボックスの大きさは何L必要?現役配達員がサイズ選びを解説

続きを見る

スマートインターホンを組み合わせると何が変わる?

スマホ連携インターホンがあると、対応する製品や通信環境では、外出中でも来訪通知を受け取って配達員と会話できます。

たとえば、こんな場面です。

現役配達員たつみ
宅配ボックスに入らないのですが……。
では、可能なら玄関横の指定場所へお願いします。

配送方法やルール上対応できる状況なら、その場で別の受取方法を相談できます。

これが宅配ボックスだけの場合との大きな違いです。

宅配ボックス=通常時の受け取り

スマホ連携インターホン=想定外が起きたときの相談

スマホ連携インターホンそのものの仕組みや、実際に選べる製品についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。

外出中でも配達員と話せる!スマホ連携インターホンは再配達対策になる?

続きを見る

さらに強いのが「配送指示」との3点セット

ここで、もう一つ追加したいものがあります。

配送指示です。

私なら、ネット通販を頻繁に利用する家庭では次のように考えます。

step
1
第一希望を決める

まず宅配ボックスなど、最も受け取りたい場所を指定します。

step
2
第二・第三希望も用意する

宅配ボックスが使えなかった場合に、利用可能な別の受取場所も指定しておきます。

step
3
それでもダメならインターホン

想定外の状況になったとき、スマホ連携インターホンで住人と連絡が取れれば、その場で相談できる可能性があります。

現役配達員たつみ
事前にできることは配送指示に書いておく。それでも解決できないことだけ、その場で相談する。この形が配達する側としても分かりやすいです。

つまり、

宅配ボックス
+
第二・第三候補まで用意した配送指示
+
スマホ連携インターホン

という3段構えです。

Amazonの配送指示に第一・第二・第三希望を書く方法については、こちらの記事で具体例を紹介しています。

Amazonの配達指示は第一・第二・第三希望まで書こう!配達員が助かる書き方

続きを見る

俺の受け取り方法にスマートインターホンを足すなら?

私はマンションに住んでいて、荷物の受け取り場所を一つだけにしていません。

Amazonなどで利用できる配送指示には、基本的に、

  • ガスメーターボックス
  • 入らなければ玄関前のOKIPPA
  • それも無理なら玄関前

という考え方で複数の受取場所を用意しています。

これだけでも再配達になりにくくできます。

ここに外出先から応答できるスマートインターホンが加われば、さらにもう一つ「保険」が増えることになります。

現役配達員たつみ
俺の今の3段構えに「困ったらインターホンで聞ける」を足す感じですね。かなり強い受け取り方だと思います。

ポイントは、最初からインターホン頼みにしないことです。

普段は配送指示だけで完結できるようにして、想定外のときだけ会話する。

この方が住人にとっても配達員にとっても分かりやすい受取環境になります。

配達員からすると「選択肢がある家」は配達しやすい

これは実際に配達していて感じることですが、受取方法が明確な家は配達しやすいです。

逆に困るのが、

宅配ボックスには入らない。でも、ほかにどうしていいのか分からない。

という状況です。

配達員が勝手に受取場所を決めるわけにはいきません。

だからこそ、あらかじめ選択肢が用意されていると助かります。

配達員が助かるのは「豪華な設備がある家」より、「留守でもどうすればいいか分かる家」です。

「宅配ボックスに入らない」が一番分かりやすい例

大容量の宅配ボックスを選んでも、すべての荷物が入るとは限りません。

そんなときに第二の受取場所が指定されていれば、そちらを利用できる場合があります。

さらに想定していなかった大きさの荷物だった場合でも、スマートインターホンで話せれば住人へ状況を伝えられます。

以前の記事でも紹介しましたが、私は実際の配達で、宅配ボックスより荷物が大きくて入らなかった経験があります。

そのときはお客さんと連絡が取れ、明確な許可を得たうえで対応方法を相談することができました。

現役配達員たつみ
結局強いのは「設備」だけじゃなくて、「想定外のときにどうするか」まで決まっていることなんですよね。

宅配ボックスに荷物が入らなかったときの対応についてはこちらでも詳しく紹介しています。

宅配ボックスより荷物が大きい!入らない荷物はどうなる?

続きを見る

複数投函できる宅配ボックスならさらに強い

ネット通販をよく使う家庭なら、複数の荷物が別々の配達員によって届くこともあります。

そんな家庭では、一度荷物を入れても次の配達で利用できる複数投函タイプも候補になります。

私自身、配達員目線ではこの機能をかなり評価しています。

複数の荷物を受け取れる宅配ボックスはこちらの記事で紹介しています。

複数の荷物を受け取れる宅配ボックスおすすめ4選!現役配達員が選び方を解説

続きを見る

これから両方そろえるなら、別々に選ぼう

これから宅配ボックスとスマホ連携インターホンを両方導入するなら、セット商品として考える必要はありません。

まず宅配ボックスは、

  • 荷物の入れやすさ
  • 容量
  • 複数の荷物を受け取れるか
  • 施錠方法
  • 設置場所

などから自宅に合うものを選びます。

スマホ連携インターホンは、

  • 外出先から応答できるか
  • スマホへ通知できるか
  • 映像を確認できるか
  • 双方向で会話できるか
  • 設置工事が必要か

などから選びます。

役割が違うので、それぞれ自宅に合うものを選んで組み合わせればOKです。

宅配ボックスをこれから選ぶ人はこちら

現役配達員の目線から、荷物の入れやすさ・容量・複数受取などを考えておすすめ宅配ボックスを比較しています。


現役配達員おすすめ宅配ボックス10選を見る

スマホ連携インターホンをこれから選ぶ人はこちら

外出先から配達員と話すために使えるスマホ連携インターホンについて、実際の商品も含めて紹介しています。

外出中でも配達員と話せる!スマホ連携インターホンは再配達対策になる?

続きを見る

防犯面でもメリットがある

スマホ連携インターホンの中には、来訪者の映像確認や録画などの機能を持つ製品もあります。

そのため、

再配達対策+玄関周辺の見守り

という二つの目的で利用できる場合があります。

ただし、専用の防犯カメラとは撮影範囲や機能などが異なります。

宅配ボックス周辺を防犯カメラで見守りたい人はこちらの記事も参考にしてください。

宅配ボックス用に防犯カメラは必要?配達員目線で考えてみた

続きを見る

ただし注意点もある

スマートインターホンで住人と話せたとしても、配送会社・配送サービス・荷物の種類・建物のルールなどによって対応できない受取方法があります。

特にオートロックマンションでは注意が必要です。

スマートフォンで住人と話せることは、配達員が自由にオートロック内へ入っていいという意味ではありません。

また、マンションやアパートでは、玄関前への宅配ボックス設置自体が管理規約などで制限されている場合もあります。

便利さより防犯や建物のルールが優先です。

こんな家庭には特に相性がいい

こんな方におすすめ

  • Amazonなどネット通販を頻繁に利用する
  • 仕事などで日中留守にすることが多い
  • 宅配ボックスをすでに使っている
  • 置き配をよく利用する
  • 複数の荷物が届くことが多い
  • できるだけ再配達を減らしたい
  • 玄関周辺の防犯も考えたい

反対に、ほぼ毎回在宅して対面で受け取れる家庭なら、再配達対策だけを目的として両方をそろえる必要性は低いでしょう。

配達員目線で考える「かなり強い受取環境」

ここまでをまとめると、私が配達員目線で考える受け取りやすい環境はこんな形です。

  • 荷物が入る十分な大きさの宅配ボックス
  • 可能なら複数投函に対応
  • 第一・第二・第三希望まで分かる配送指示
  • 宅配ボックスに入らない場合の代替場所
  • 必要なら外出先から話せるスマートインターホン
  • 道路から荷物が丸見えにならない防犯対策
現役配達員たつみ
ここまで全部そろえなきゃダメってことではありません。でも「一発で受け取れる確率を上げる」という意味では、この考え方はかなり強いです。

まとめ|強いのは「一つの設備」ではなく組み合わせ

宅配ボックスは便利です。

スマートインターホンも便利です。

でも、本当に再配達を減らしたいなら、どちらか一つだけで考える必要はありません。

宅配ボックス+配送指示+スマートインターホン

このように複数の方法を組み合わせれば、一つの方法が使えなかったときにも次の選択肢があります。

現役配達員たつみ
配達員として一番ありがたいのは「一回行けば荷物を置いて帰れる家」です。高い設備を付けることより、留守のときにどう受け取るかを決めておくことの方が大事だと思います。

そしてこの考え方は、宅配ボックスだけの話ではありません。

これから家を建てる人なら、玄関・郵便受け・宅配ボックス・インターホンまで含めて「荷物を受け取りやすい家」を最初から考えることもできます。

現役配達員の立場から「荷物を受け取りやすい家」をまとめた記事はこちらです。

家を建てる前に読んで!現役配達員が考える『荷物を受け取りやすい家』

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